焼き芋って色んなタイプがありますよね~よく聞くところだと、「ねっとり」「ホクホク」の2つでしょうか?年間200本以上焼き芋を食べているマニアな僕が、焼き芋の種類についてお話していこうと思います🍠ぜひ味を想像しながら読んでくださいね。
僕の考える焼き芋の分類法
焼き芋の種類というと普通は「ねっとり」と「ホクホク」で分類することが多いですが、色々食べてみて行きついたのが、下表のようなねっとり・ホクホク・しっとりの3通りの食感タイプと、それぞれに対してスイーツ系・おかず系の2種類の甘さタイプによる分類です。つまり、お芋の種類は6種類に大別できるということです。
食感タイプ | 甘さタイプ |
ねっとり | スイーツ系 ⇔ おかず系 |
ホクホク | スイーツ系 ⇔ おかず系 |
しっとり | スイーツ系 ⇔ おかず系 |
ねっとり
ねっとり系は焼き芋を代表するタイプといえます。以下でその代表選手たちを見てみましょう。
ねっとり&スイーツ系
何と言っても紅はるかですね。蜜の滴る焼き芋のとろけるような甘さは、まさに幸せですよね😇お砂糖とかは一切使っていないのに、あれだけ甘いものが罪悪感ゼロで食べられるのは、生きていてよかったなあと思いますよね!(僕だけかな💦)
それに、最近よくスーパーの焼き芋コーナーで見かける紅天使は、実は紅はるかを熟成させた、株式会社ポテトかいつかのブランド芋なんだそうです🤔
紅はるかは2010年に品種登録された比較的新しい品種で、九州121号と春こがねというお芋を掛け合わせて開発されました。糖度が高く味が良いのに加え、安定して多く収穫でき、病害虫への耐性が高いのも人気の理由です♬
ねっとり&おかず系
う~ん、なかなか難しいけど、華むらさきはこの分類に入ると思います🤔華むらさきは結構甘いのですが、紅はるか等の黄色いお芋の”晴れやかな”甘さに比べて、どちらかというと”地味な”甘さなので、おかず系とも言えるかなと思います。
ところで華むらさきとはどんなお芋かと言うと、これまたかいつかのブランド芋です!2020年に販売開始した希少品種で、紫芋にしては非常に甘いのが特徴です(最高糖度は40度😮)。濃い紫色にはポリフェノールの一種のアントシアニンが豊富に含まれています。このアントシアニンには、目の健康を維持する作用や抗酸化作用があると言われています。ヘルシーで目にもいいとは一石二鳥ですね!
僕がどうしてこのお芋を食べたことがあるかと言うと、2023年の冬あたりから、いつもお世話になっているライフというスーパーで販売されていたからです。これからどんどん扱うスーパーが増えていくと思いますので、ぜひチェックしてみてください👀
ホクホク
ねっとりよりもホクホクの焼き芋の方が好き♡という方も多いのではないでしょうか?しつこくなくて、お芋を食べている実感が感じられるのはホクホク系でしょう。
ホクホク&スイーツ系
このタイプで僕が一番好きなのは、加賀野菜として知られる五郎島金時です!大好きすぎて、金沢に旅行した際は、必ず五郎島金時を1kgほどお土産に買って帰ります(笑)
なんと日本一糖質が強いさつまいもだそうです。下の写真のように、キャンプで五郎島金時を焼き芋にしたことがあるのですが、本当にホクホクでまさに”糖”って感じでした🤤このときは、濡らしたキッチンペーパーを巻いた上でアルミホイルで包み、弱い炭火で3時間半ほどじっくり加熱しました。
ホクホク&おかず系
このタイプで思いつくのはパープルスイートロードです。スイートロード(甘さの君主??)なんて名前ですが、甘さはあっさりしています。アントシアニンを持つ「九州119号」をベースに5品種の混合花粉による交配で作られた品種です。僕はよく生芋を買ってきて、蒸かし芋にしてバターと一緒に食べることが多いです。焼き芋屋さんで売っているのを見たことはありますが、おかず系なのでそんなにポピュラーじゃないような気もします🤔でもクセがないので、日常的に食べるのには向いていると思います。
しっとり系
普段あまり「しっとり系」というワードは聞かないと思います。ねっとりやホクホクは好き嫌いが分れる傾向がありますが、しっとり系は結構万人受けするんじゃないかと考えています。世間に広くしっとり系が定着すると嬉しいです😊
しっとり&スイーツ系
しっとりでスイーツと来たらシルクスイートしか勝たないと思います。その名の通り、絹(シルク)のような口どけで、和三盆糖のような上品な甘さが特徴です。2012年に品種登録された紅はるかの兄弟に相当する品種で、「春こがね」と「紅まさり」を掛け合わせて作られました。春こがねの甘さと紅まさりの口当たりの良さをいいとこどりした感じです。
紅はるかに比べて収穫量が少ないので、幻のさつまいもと呼ばれることも。スーパーや焼き芋屋さんで見つけたらぜひ食べてみてくださいね😉
しっとり&おかず系
僕の注目しているお芋でこのタイプに該当するのは、福むらさきというお芋です!これも完全におかず系とは言い切れなくて、人によって見解が分かれるかもしれないですが、優しい甘さとしっとりとした口当たりが本当に心地いいです🍃お芋に対して「心地いい」って言う形容詞はあまり使わない気もしますが、この表現が一番しっくりきます(笑)ってくらいクセがなくて、お野菜みたいにいくらでも食べられちゃうお芋です。下の写真は少し前まで日比谷公園内にあって、今は東中野に移転した、日比焼き芋さんで頂いた食べ比べセットです。紫のお芋が福むらさきで、黄色いのは確かシルクスイートだったと思います。
まとめ
以上、3種類の食感タイプ(ねっとり・ホクホク・しっとり)と2種類の甘さタイプ(スイーツ・おかず)の計6種類について、僕が注目しているお芋をご紹介しました。もっとおススメしたいお芋はたくさんあるのですが、それは追々別の記事でシェアしていきたいと思います!最後までお読みいただきありがとうございます🙇♂️🍠
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